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「お茶会vol.2-OPP袋をきれいに使おう-」レポート

2018年5月21日(月)に開催された、「作品から商品へ」をテーマに語り合うお茶会のレポートです。

OPP袋は今では100円ショップなどで購入できることもあって、大変身近になりました。せっかくなら上手に活用したいですね。

以下、M工房店主であり、講師の小泉美菜のレポートです。


手作り雑貨のギャラリーショップ「M工房」店主&販売デビューお助け人、小泉美菜です。
「作品から商品へ」をテーマに語り合うお茶会、今回も無事終了しました。
 
昨年同様、パティスリーヴェルプレさんの焼き菓子をご用意し、私が作るカップホルダーは白にしました。(※昨年のお茶会)
今回のお題はOPP袋。
 ※OPP=Oriented Polypropylene (2軸延伸ポリプロピレン) ポリプロピレンを縦横2方向に延伸し、透明なフィルム状にしたもの
作品を販売するにあたり、このOPP袋と呼ばれる透明袋に入れることがあります。

 

・作品保護のため
・お客さんが手に取りやすくするため
・作品数が多くても展示しやすくするため
・プレゼントラッピングとして

 

など使う理由はいろいろありますが、さて、作品に対する適正サイズをきれいに使えているでしょうか。

 

参加者の皆さん(M工房会員6名、一般1名)はこのような作品を作る方々で、すでにOPP袋をきれいに使っておられます。
それでもさらなる向上心をお持ちの皆さんで、

 

・立体のものを入れるときのコツ
・底マチを作って台紙を入れるときの台紙のサイズの決め方
・適正サイズではないときの余る分の処理のしかた

 

などをお話しさせていただきました。

 

そして台紙について私が使っているリップルボード(カラー段ボール)をご紹介すると、アロマワックスバーを作っているK.K.さんが後日見せてくださったのがリップルボードでジャストサイズに作った箱!
今までは左のように紙製フォトフレームを台紙にしてマチ付きのOPP袋に入れていましたが、リップルボードで箱を作り、OPP袋を切り開いて1枚にし、画像ではわかりにくいですが箱の周りを1周くるんでいます。これによってドライフラワーは守られ、商品性はさらにアップしました。

作品から商品へ、とは安全にお客さまに届くまでを考えて手を加えることでもあります。

 

今回の参加者さまからこんなお声をいただきました。

・作ったものを袋に入れるにあたり、色々試行錯誤しながら合うサイズはどれか、向きはどうか、厚みがあるものはどうするか、とにかく悩みつつなんとなくこなしていました。イベント時は袋入れをするのがいいのか、むき出しがいいのか。
話しているうちに色々解決でき、そして今こうしてハンドメイドをしている意味についてまで改めて仕切り直しができました。

 

・他の会員のかたと話す機会ができるのは嬉しいです。知らないことを知るのはもちろん有益ですが、そうそう!って同意できることが見つかるのも楽しいですね。カップホルダーもサプライズで嬉しいお土産になりました。
もう少したくさんのかたが参加できるカフェなどのスペースでの開催もいいかなぁと思います。また、少しの時間ですが名札があるといいと思います。

 

・自分なりにお品が傷まないように考えながらのお包みをしていました。昨年のお茶会同様、今年も「なるほどなるほど・・・」と早速実行させていただきます。また、他の作家さんたちとのたくさんの情報交換も嬉しく楽しいありがたい時でした。
紙コップホルダーありがとうございます。お菓子も可愛くてとても美味しかったです。
 
・いろいろ経験されているかたも経験を重ねていく中で、さらに疑問や不安が出てくるのだなぁと思いました。
厚みのあるもののラッピングや、リボンの結び方も勉強になりましたし、お菓子もおいしかったです。お土産もうれしかったです。
 
・とても参考になりました。また、話しも聞いてもらえてありがとうございました。
帰宅してからずーっと・・・かれこれ6時間、スマホでチラシを作っています。

OPP袋以外にも話題にのぼったスマホアプリのことや様々な情報交換についても言及してくださったり、開催についてのご意見も伺うことができました。ご参加、ありがとうございました。

最後までお読みくださりありがとうございました。